
近鉄 南大阪線の當麻寺駅。
二上山をまわるハイキングコースの起点(終点)の駅らしく、ハイカーがちらほらいる。

駅から1Kmほど歩くと、當麻寺の東大門に着く。

仁王様。

日本最古の梵鐘の鐘楼。
飛鳥時代後期の鋳造とされ、国宝。

突き当たりの本堂。
ここで拝観料(500円)を払う。
本尊は、「當麻曼荼羅」。

講堂。平安時代に平重衡の軍勢の兵火に焼かれ、鎌倉時代に再建。

金堂は、當麻寺創建時の本堂。
弥勒菩薩坐像(国宝)。
四天王立像(重要文化財)。
奈良国立美術館で「當麻寺展」が開催されていて、貸し出されている仏像もある。
四天王像は、秦の兵馬俑の将軍の顔のようだ。(画像)

金堂の裏側にある「石灯籠」。
白鳳時代のもので、日本最古(重要文化財)。
昔、金堂が本堂で、こちら側が正面だった。
創建当時の三重塔が2つ(東塔、西塔)が残っているのもここだけ。