
奈良町から新薬師寺に向かって歩いていると、大きな木がそびえ立つのが見える。何だろう?

秋の特別公開が行われていたので、料金300円を払って階段を上がる。裏側に回るとガイドさんが、説明してくれた。

奈良時代の高僧玄昉が朝廷の怒りを買って九州の太宰府に流された上、政敵の怨霊によって体をバラバラにされて空中に舞い上げられ、頭部が高畑町に舞い降りて「頭塔」が築かれた。(奈良人の認識)
実際は、古墳があった場所に、当時中国で流行っていた仏教寺院の石塔を建てたのではないか。インドネシアのボロブドゥール遺跡との関係も考察されている。





